いつも合同猟をする別グループの年明け恒例の巻狩りに参加してきました。
勢子2人、タツ5人、犬1頭での巻狩りです。
猟場は、暖冬で雪がありません。
自分のタツマは、車を降りてすぐの場所。
眼下はヤブ、頭上は見通しの良い斜面です。モノが居れば上下に通る獣道を
下から駆け上がって来るはずです。
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眼下の見通しが悪いタツ |
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往来の激しい獣道 |
少人数なので短時間でタツの配置は完了し、犬が放たれました。
しばらくすると、犬が激しく鳴き始めます。モノを見つけて追い始めたようです。
勢子の無線では、犬は別のタツマの方へ向かっているとのこと。
念のため用心していると、下の方が騒がしくなってきました。
なんと、犬の付いていない数頭のシカが自分の方へ上って来ます。
自分を通り過ごし、頭上の見通しの良い所まで行くのを木陰からジッと待ちます。
10mほど右側を3頭通過し終えたのを横目で確認し、ゆっくり振り向いて矢を
掛けます。
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この斜面で矢を掛けた |
最後尾から順に狙って1,2頭目は止まりましたが、先頭の3頭目は木々を
すり抜け3,4発目を失中。5発目が右前足の指骨に中り、逃げ足が鈍った間に
弾倉を交換。6発目で止めることが出来ました。
今回は、かろうじて3頭ともネックに命中。
先頭を止めて散り散りにならないよう最後尾から順に止めたことで、予想ルート
通りに駆けてくれたのが良かったと思います。
この後もシカが2,3頭起きましたが、抜けられてしまいました。
本日は、これにて終了です。