12月は猟果がありませんでした。
年始めの猟となる3日は、よく合同で猟をする別グループの猟場に
おじゃましました。
昨シーズンの年始めと同じ猟場ですが、暖冬で積雪はなく、朝方の気温は8度。
雪が降らないので、枝が落ちず見通しは良くありません。
ただ、今シーズン初めてやる猟場なので期待が持てます。
タツマ10名、勢子1名と犬1頭での巻狩です。
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タツの配置 |
1時間半ほど歩き、自分は昨シーズンと同じタツマに到着。
先ほどまで近くにシカが居たようで、微かに臭いが漂っています。
既に犬は放たれているので、急ぎ、もう一人を沢下のタツマに案内し、
自分も配置につきます。
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昨シーズン2頭止めたタツマです |
すると一息つく間もなく、1番タツの方から数発の銃声。少し間をおいて数発、
また少し間をおいて数発、銃声が徐々に近づいて来ます。
シカの群れが移動しているとの無線が入ります。
しばらくすると、向かいの尾根が騒がしくなってきました。
モノは雑木で見えませんが、立て続けの発砲に驚き、ちりぢりになって尾根を
駆け下りてくる様子が音でわかります。
ライフルで身構えていると、なんと、15頭前後のシカが雑木の切れ目から
飛び出してきました。
1発放つと、驚いたシカは四方八方に逃げ回り、撃つ方も大変です。
矢先を確認しながら残り4発を撃ち終え、周囲を見回すと遠くの斜面を
上る1頭を発見。弾倉を入れ替えて2発かけましたが逃げられました。
モノの気配が無くなったので周囲を確認すると3頭止まっていました。
その後、どのタツマにもかからず終了です。
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メスジカが3頭止まりました |
集まった人で解体し、山を下りました。
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休憩しながら山を下ります |
今日がグループの初日となり、また、良い経験となった有意義な一日でした。