2015年8月30日日曜日

March-FX 5-40x56 FFP

6月の出来事です。
以前から欲しかったマーチ製ライフルスコープの購入を決断しましたが、
どのモデルにするか悩みました。ここはひとつ、実物を見て決めようと
製造メーカーのディオン光学技研さんへ行ってきました。

諏訪湖から車で20分ほどの距離
事前にアポを取れば個人訪問OK。
取り扱っている全てのスコープを手に取って見ることができ、担当の方から
商品説明やアドバイスが受けられます。当然、その場で注文することも出来ます。

ショールーム
数あるモデルの中から選んだのは、レチクル目盛りが像と一緒にズームされる
「March-FX 5-40x56 FFP」。
注文して待つこと2ヶ月、この度、納品となりました。

落ち着いた風合いのケース
このモデルはフードとフリップキャップが標準装備
片方にはラッピングツールが入っていました
注文時に依頼すれば、無料貸し出しのラッピングツールを一緒に送ってくれます。
(コンパウンドは自分で用意、返送料は自己負担)

34mm径の貸し出しは助かります
早速、Bushnell から載せ替えてみました。
対物56mm、チューブ径34mm、重量890gのスコープは重厚感があります。

1クリック0.05MIL(100m:5mm)にしたので、かなり細かな調整が可能です。
単位がmmなので、イメージが付きやすいですね。

March D40V56FML
タクティカルダイヤル
1クリック0.05MILタイプをチョイス
 Leupold Mark4 Mount & Ring(34mm High)

レチクルのズームがどう変化するか100m先の標的を見てみます。
性能の悪いカメラで撮ったのでピントが合っていませんが、実際は明るく鮮明に
標的を見ることができ、レンズは申し分ない解像度です。

x5 (100m)
x10 (100m)
x20 (100m)
x30 (100m)
x40 (100m)

レチクルと言えば、自分はイルミタイプにしませんでした。
イルミタイプはレクチルにLEDの反射塗料を塗るので、その分、レチクルの鮮明度が
落ちるそうです。夕暮れや暗い場所の標的を狙うことはないので、レチクルの鮮明度を
優先しました。

ダイヤルなどの稼働部は、パーツをただ組み立てるのではなく、熟練工が手作業で
擦り合わせを研磨調整しながら組み立てるそうです。

実際に使ってみると、クオリティの高さに驚きます。
国内外のシューターに評価される理由が分かりました。