2014年12月29日月曜日

初止めです

12/28、集合場所に向かう途中の道路の気温計は氷点下11度。
とても寒い朝になりました。

1ラウンド目は、今年初めての山をタツマ11名、勢子3名でやりました。

開始早々、シカやイノシシが起き始めます。結構な数のモノが中で回り回っていて
足を追うのに一苦労です。結局、お昼までモノに振り回され空振りとなりました。

昼食後の2ラウンド目は、高い山です。

勢子長から、イノシシが起きたのとの無線が入ります。
しばらくすると銃声が鳴り響きます。オスのイノシシがタツマにかかりました。

日の当たらない所は、股下まで雪があります。ラッセルしながら勢子をしますが、
なかなか前に進めません。


小尾根づたいに山頂めがけて歩いていると、突然、50mほど先をシカが
横切ったので、とっさにライフルを撃ちましたが、そのまま走り去ります。
続けて2発撃ちましたが、視界から消えてしまいました。

赤丸辺りで初矢

その場に行ってみると血痕があります。どこかに中ったようです。

少量の血しぶき

血を引いた足を追うと、50mほど先でオスジカが倒れていました。
今シーズン、初めてモノを止めました。

首に中っていました

その後、しばらくして時間切れで終了となりました。
今日の猟果は、オスのイノシシ1頭とシカ1頭でした。

2014年12月21日日曜日

12月になって初めての猟果

先週は雪で中止でしたが、今日はタツ12名、勢子4名での大物猟です。

1ラウンド目、先々週にイノシシに抜けられた山をやります。

開始早々、勢子長がイノシシを起こし、一発撃ち込みましたが逃げられました。

しばらくするとタツマの方から3発の銃声。距離があって中らず逃げられました。
すると1発の銃声。さっき、3発撃ったタツマから「イノシシを止めた」との無線が
入ります。さっきのイノシシが遠巻きして現れたそうです。

まだ油断できません。いくつかモノが動き回っているようです。

勢子長は、起こしたイノシシの足を追います。どうも放った一発がイノシシに中って
血を引いて逃げているようです。その後、勢子長と合流した自分が血を引いた足を
追います。手負いのイノシシを追うのは気をつかいます。

血の跡をたどります

足は、さっき4発撃ったタツマの方に向かっています。結局、血を引いた足は、
さっき止められたイノシシにたどり着きました。

80kg程のオス
昼食後の2ラウンド目は、1ラウンド目の隣の山です。
イノシシの足が入り乱れていて期待が持てます。


いくつかモノが起きたと親方から無線が入ります。しばらくして5発の銃声。
猟友のベネリいださんのタツマにメスイノシシが2頭も掛かりました。

赤丸にも1頭
1頭は100kg越えの大物だったので、雪上の引き出しでも大変でした。


今日の猟果はオス1頭、メス2頭でした。次回も期待できそうです。


2014年12月1日月曜日

とても疲れた大物猟

前回の大物猟は猟果なしでした。
11月最終日の猟は、タツマが10人、親方・勢子長・自分の3人が勢子です。

1ラウンド目がスタートしてしばらくすると、
「でかいシシが出た!タツマ、注意しろ!」との勢子長の無線が入ります。
なんと、勢子長の3m程先のボサから一頭のイノシシが飛び起きました。

タツマの方へ追い立てますが、いっこうに銃声が鳴りません。
さらに追い立てますが、タツマにかかりません。

そうこうしていると尾根を挟んで反対にいる親方から無線が入ります。
「鳴らすよ~」
(2発の銃声)
「止めたよ~。こっちに来てくれ~」と呼ばれ、急いで指示された場所へ向かうと
斜面に100kg越えの大きなオスのイノシシが横たわっていました。

右のくぼみで寝ていた
木が押さえに

親方いわく、遠目からはイノシシが岩に見えたそうですが、そこに岩など無かったと
50mほど近づいてスコープをのぞくと、熟睡中のイノシシだったそうです。
勢子が近寄っても起きないので、引き金を引いたそうです。

このイノシシ、勢子長の起こしたモノではなかったのですが、ここでタツを解除して
回収作業です。

しかし、この回収作業が大変でした。まず、駆けつけた応援2人、親方、自分の
4人で沢伝いに引きずり下ろしたのですが、足場が悪い上に重くてなかなか
動きません。

足場が悪く、倒木だらけ

小一時間引きずって小川と合流する所まで下ろした時には、もうヘトヘトです。
そこからは、駆けつけた仲間が加わって無事回収することが出来ました。

この人数でも一苦労

昼食後に2ランド目です。
イノシシの解体もあるので、短時間で決着の付く山をやります。
勢子長と自分が勢子で追い立てましたが、モノは出ませんでした。

自分は睡眠時間の短さ間もたたってか、こんなに疲れた猟は初めてでした。
でも、楽しい一日となりました。

2014年11月16日日曜日

大猟となった狩猟解禁日

15日の狩猟解禁日は、ホームグランドでの大物猟に参加してきました。


見切りで熊が入っている山をやることになりました。
タツマ11人、勢子は親方と勢子長と自分の3人で追い立てます。
山に入るなり、熊の足跡や糞が多数あります。これは期待が持てそうだと
気合いが入ります。

熊の糞

しばらくすると、親方から「猪が5頭出た」との無線が入りますが、自分が勢子に
入った登り口付近を抜けられてしまいました。

しばらくすると、数発の銃声が鳴り響き、タツから「熊が3頭転がった」との
無線が入ります。これは幸先の良いスタートです。

中盤に差し掛かると、また銃声が立て続けに鳴り響き、「止めた」の無線が
入ります。いくつかのタツマでモノが止まったようです。

タツ解除後、勢子長と合流してモノの回収に向うと、そこに横たわっていたのは、
猟友のmizuさんが止めた100kg越えのオス熊と3枝のオス鹿でした。

大きなオス熊

猟果はオス熊1頭、メス熊1頭、子熊2頭、猪1頭、鹿1頭でした。
メス熊と子熊は、猟友のベネリいださんとmizuさんとのタツマの間に現れ、
なんと、2人で止めたそうです。

まだ昼前ですが、勢子長宅にモノを運んで解体です。今日は熊4頭だけを
解体しましたが脂肪の多いこと。結局、片づいたのは夜6時過ぎでした。

大猟です

帰宅後、山分した熊の脂肪から水煮製法で「熊の油」を作ってみました。

赤身を取り除いてブロックにした脂肪を水から煮立てます。
表面に浮いてきた油をお玉ですくって、茶こしで不純物を取り除きながら透明の
計量カッブに移し、油と水分が分離したら上の油だけをビンに注げばOKです。

時間をかけて作ったので、きれいな乳白色に仕上がりました。
冷蔵庫に入れておけば長期保存できます。火傷のときなどに重宝しますね。


冷めると乳白色に固まります

【16日】
昨日に続き、ホームグランドでの大物猟に参加してきました。
北に見える山肌は、うっすらと雪化粧です。

うっすら雪化粧

1ラウンド目。
昨日とは別の山をタツマ11人、勢子4人で攻めます。
自分は勢子で追い立てますが、出会うのは猿ばかりです。

しばらくすると、銃声が2発響きますが抜けられてしまいました。
これ以外の入りは無く、1ラウンド目は終了です。

その後の見切りで、水飲みに来た熊の足が続く先の山を2ラウンド目で攻める
ことになりましたが、自分は所用のため参加できませんでした。
また、次回も頑張りましょう。

熊の足跡

2014年11月9日日曜日

猟期前の練習会

本日、長瀞で行われた大物猟グループの練習会に参加して来ました。

参加者は22名。
練習会ですが、50mで膝撃ち、立ち撃ち、動的を各10発撃ちます。

猟期直前だけあって、各自、調整に余念がありません。
自分も猟で使用するBAR(308Win)にリューポルドのLeupold VX-R
乗せて調整しました。

結果は、膝撃ち87点、立ち撃ち80点、動的55点。その後は、自由練習で
苦手な動的と150mの練習をしました。150mでは着弾点の落ち具合が
確認できて良かったですね。

いよいよ15日から猟が始まります。
今期も安全第一で事故・ケガの無いように頑張りたいと思います。



2014年10月4日土曜日

猟友会のライフル・スラッグ射撃会

今日は、猟友会のライフル・スラッグ射撃会に参加して来ました。
参加者は10名。ライフル7名、スラッグ3名、少人数での射撃会となりました。


ライフルとスラッグとも、50m先の標的に膝射10発、立射10発を
撃ち込みます。

使う標的は、膝射が教習射撃用で立射が100m用。スラッグは膝射・立射とも
ライフル100m用を使います。


自分は、猟期に備えてBARの308Winを使いました。
結果は、膝射71点、立射78点。いつもと変わりばえしない成績でした。

膝射
圏外に1発撃ってしまいました
立射
猟期までにライフルの練習をもう少しやりたいところですが、土日の射撃場は
猟友会各支部の予約で結構埋まっていました。今年は、早めに調整を済ませて
おこうと思います。

2014年9月29日月曜日

秋のビックマッチ射撃会

昨日、今年3回目のビッグマッチ射撃会に出場してきました。

絶好の射撃日和の中、エントリーは47名。ライフルは、50mが31名で
100mが11名。スラッグ50mが5名です。膝射、立射、動的を各10発の
合計点で順位を競います。



今回は、ライフル50mにレミントンM700で参加しました。
結果は、膝射89点、立射74点、動的46点の合計209点。6位の成績でした。
膝と立ちの射撃時間は10分間ですが、自分は5分ぐらいで撃ち終えてしまいます。
もっと、落ち着いてゆっくり撃てないとダメですね。




次回は、猟友会のライフル射撃会です。
猟期に向けて、焦らず落ち着いて撃つようにしたいと思います。

2014年9月15日月曜日

敬老の日の射撃大会

今日は、埼玉県長瀞総合射撃場で開催された市民ライフル・スラッグ射撃大会に
オープン参加してきました。

今回の参加者は20名。50m先の標的を膝射、立射、動的の順に各10発撃ち込んで
競います。



参加者の大半は、猟でお世話になっているグループのメンバーなので、
仲間内の練習会と言った感じの大会です。なので、今回は猟で使うBARでの
参戦です。結果、82点・立射82点・動的43点の207点でした。

いつもながら、動的が中りません。
ちなみに最高得点の選手は、99点・52点・75点の259点でした。すごいですね。

大会の合間にBARで初めて300mを撃ってみました。
一番まとまったのが赤丸の委託3発です。100mで合わせたスコープで着弾点は
50cmほど落ちます。バレルが焼ける前なら、ある程度まとまりそうです。

ェラ150gr.SBT #2125、IMR4064 42.5gr.
赤丸外の3発は
43.gr.
毎度のことですが、終始なごやかで楽しい大会となりました。
猟期スタートまで射撃会や練習会が目白押しです。出来るだけ参加したいと思います。

2014年8月30日土曜日

ラプアの薬莢

ラプアの薬莢は、肉厚で仕上げが丁寧。その割に安価なので、レミントンM700に
愛用しています。

銀銃のセールで、まとめ買いするのですが、今年は@88円。1年前より@13円も
高くなっていました。
でも、最近使い始めたフィオッキの雷管と相性が良いので、今回は、多めに購入です。

1箱100本入り 308Win
変形もなく、きれいな仕上がり

フィオッキの雷管と言えば、銃砲店から大量に入荷したとの連絡がありました。
前回より3倍入荷したそうで、今後も安定して入荷できそうとのことです。

ただ、フィオッキの雷管は値段が高いのと、ケースが変わっていて、1列8個で
右端だけが6個になっています。作る弾の分だけプライマートレイに出すとき、
数えるのが面倒なのがマイナスポイントですね。

1列8個、右端の1列だけが6個
150個入り

2014年7月27日日曜日

真夏日のビックマッチ射撃会

今日、今年2回目のビックマッチ射撃会に出場してきました。

暑い中、出場者数は41名。
ライフル50mが24名、ライフル100mが9名、スラッグ50mが8名です。
いつもの事ながら、膝射、立射、動的を各10発の合計点で順位を競います。


私は、ライフル50mにレミントンM700で参加しました。
結果は、膝射91点、立射73点、動的52点の合計216点。3位の成績でした。
ちなみに1位は、自分が所属する猟友会の会長でした。当然のことながら、
優勝する人は、どの姿勢も乱れのない点数を撃ちますね。



 徐々にですが、動的の点が取れるようになってきました。まだ暑い日が続きますが、
次回の射撃会に向けて練習したいと思います。今回も楽しい一日でした。

2014年7月2日水曜日

雷管に穴

先日、BARを依託射撃していたら、何かが目に飛び込んできました。

何だろう?と周囲やBARを見ても異常なし。ふと、排莢した薬莢を拾って見ると
雷管とプライマーポケットの境目に穴が空いています。
どうも、この穴から吹き出したものが目に入ったようです。

よく見ると吹き出したガスで、穴の周囲が欠損しているのが分かります。
オーバープレッシャーが原因でしょうか?

薬莢はレミントン工場装弾の使い回し
(今回で3回目の使用)
雷管はウィンチェスター
デキャップしてみると、プライマーホールがセンターでないのが気になります。


ボルトフェイスを確認すると、焼損の跡がありました。

小さな焼損
弾頭は、シェラ150gr.SBT #2125。火薬は、IMR4064 41gr.。
薬莢の各寸法、外見も特に異常なしです。
いつもと変わりなく、弾を作ったつもりですが、何がいけなかったのか??
これと言った原因が思いつきません。後味の悪い出来事でした。

2014年6月22日日曜日

フィオッキの雷管

フィオッキの雷管が手に入りました。

1ケース150個入り。
1個の単価は、フェデラルやウィンチェスターより、チョット高めです。

雷管の径は、5.33mm。プライマーポケットにセットする時の感じは、
フェデラルより、やや緩め。ウィンチェスターと同じでしょうか

このフィオッキ、国内商社の輸入量が予定より少なく、銃砲店さんも
一人2ケースまでの販売でした。次回入荷は、10月頃とのこと。
雷管の品薄状態、まだ続きそうですね。

フィオッキ (FIOCCHI)のLARGE雷管
1ケース150個入り

2014年6月13日金曜日

タンブラー

薬莢のクリーニング、超音波洗浄機で事足りると思っていました。
でも、ネックの汚れ落ちがイマイチです。


なので、タンブラーを買ってみました。

写真の品がセットになっていて$75
早速、リサイジング前の薬莢をクリーニングしてみます。
使い始めなので、コンパウンドは多めにキャップ4杯入れて3時間動かしました。

308Winを100個ほど投入した状態
フタが透明なので中が見えて良い具合です
結果は良好。新品の様にピカピカになりました。
でも、プライマーポケットは見ての通りです。これは、リサイジング後に
ワックス落としも兼ねて超音波洗浄機で洗浄すればキレイになりますね。


このタンブラー、口コミでは高評価。作りもしっかりしています。
音は静かだと書き込みが多かったのですが、投入する薬莢が多いほど、お互いに
ぶつかり合って大きな音が出ます。日本の住宅事情では気を遣いますね。

使用したメディアはコーンでしたが、他にクルミやナッツなどがあって、
それぞれに長所短所があるようです。今後、試そうと思います。

タイマーを使って自動OFFできるようにしました